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冷えとり塩浴ブログとしてスタート
2017年現在は健康備忘録」として、年数回の更新になっています


2016年5月18日水曜日

子宮内膜症(チョコレート嚢胞)

昔から生理痛が重めで、会社勤めをしていた頃は会社を休んでしまうこともありました。主な症状は、腹痛、だるさ、ときどき吐き気です。嘔吐したこともあります

昨年末あたりから、生理外の「下腹部痛」が少しづつ出てくるようになりました。今年に入ってからは、自然と発生頻度が高くなり、痛みの激しさが明らかに増してきました。一旦この激痛に襲われると、1時間はベッドで耐えしのぐのみ。呼吸がしにくい、冷や汗タラタラな痛みなのです。痛みが続いている間は寝返りも打てません。体勢や角度をすこしでも変えると痛いのです

痛みが襲ってきたある日のこと。ベッドに横になりながら夫に「薬を飲むので、お水をお願いします」と頼みました。夫がベッドから立ち上がった瞬間、ベッドがほんの少し揺れたのですが、この振動がおなかに響き、これがもうめちゃくちゃ痛い。実際には激痛で声も出ませんから、蚊が飛ぶような声で「べ、べ、ベッド。。。を。。。ゆら。。。さないで。。。ください。。。。」

GW中、旅行中の宿泊先で痛みが襲ってきたときのこと。薬を携帯していなかったので、応急処置でお風呂に入ろうとしました。しかし、縁が高いタイプのお風呂で、足をあげなければバスタブに入れません。ですが、どうにもこうにも足があがらない。足をあげようとがんばるのですが、さらなる痛みに襲われるのです。・・・ んーーー 退散!!!

通常、生理外の下腹部痛は30分〜1時間ほど続きます。いつ起こるかわからない不安もありますし、下腹部が痛いのは気味が悪いので、先月病院に行ってきました。備忘録として記録します

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・来院1回目:
来院理由は、生理外の下腹部痛(激痛)が心配になったため。

先生から「子宮頸がんの検査はしますか。市町村からのはがきがあれば無料ですけど、はがきがなければ自費です。」わたし「はがきを持ってきていないのですが。。。んー、心配なのでお願いします」(腹痛の症状があるのに自己負担!? 乳腺科では、しこりがあったから3割負担だったのに、不思議。←しかしながら、この時点では質問をするタイミングもなく、そのまま検査。後日、子宮頸がんは問題ないことがわかりました)

先生「では、おなかの状態をみてみましょう」エコー画像で、左右の卵巣が腫れていることがわかりました。左5cm、右3cm。このときは生理前だったので、ホルモンの影響で腫れが出ている可能性があるとのこと。生理後に再度チェックしましょう、とのことでした 

・来院2回目:
生理後に再度来院。エコー画像で、卵巣の腫れを確認。左が3cmに縮小し、右が4cmに拡大していました。その日は腫瘍マーカー(血液検査)をして帰宅。「やっぱりまだ腫れていますね。MRI検査をしましょう」先生が予約をしてくださいました

・来院3回目:
MRI検査。検査後、先生から簡単な説明があり「子宮内膜症の疑いがありますね。右と左、両方の卵巣の中に血が溜まっているように見えます。卵巣は、左5cmと右3cmほどに腫れています。卵管も腫れていますね。腸にも癒着があって、腸が小さくなっているように見えますよ」

生理外の「下腹部痛」の原因がわかりました。「何かのタイミングで、卵巣に穴が開いてしまって、そのとき中に溜まっている古い血がおなかの中に漏れ出すときがあります。かなり激痛だと思いますよ。救急車を呼ぶ方もいます。穴はまた塞がるので、数時間ほどで腹痛はおさまると思います。でもまた何かのタイミングで穴が開くので、痛みが繰り返されるんです。」とのこと。・・・ そ、そ、そうだったのですね。放置していると、痛みはどんどん悪化するばかり。その上、血が漏れ出しているということは、おなかの中に子宮内膜症の物質がちらばってしまうということなので、病気の広がりを誘引します

・来院4回目:
MRI結果説明の日。夫が付き添ってくれました。問診してくださった看護師さんが「まだ放射線の先生が画像を読んでいないみたいなんですよね。(PC画面を確認しながら。。。)なんだか読んでないみたいですけどね、、、、ふつう2週間かかるんですよね」とのこと。えっ!? たしかに前回のMRI検査から数日しか経っていません。でも、先生はこの日とおっしゃっていたのに。。どーゆーこと?

結果説明は、前回とほぼ同じ内容でした。さきほどの看護師さんのコメントのこともあり、先生に「放射線の先生は画像をみてくださったのでしょうか」ときいたところ、「おしりをたたいて、みてもらいました」とはおっしゃっていましたが、実際のところ、どうなのかわかりません(こちらの婦人科では、これまで疑問を抱いてしまうような対応がいろいろと重なっており、募る不安。。。。ほかの病院に行ってみようかな)

いずれにしても、先生の説明では「子宮内膜症(チョコレート嚢胞)」で間違いないとのことでした。まわりの臓器との癒着も出ており、重症とのこと。実際のステージに関しては、腹腔鏡でお腹の中をみてみないとわからないそうです

今後の治療に関しては、できるだけ早い段階で、お薬(ピル または ディナゲスト)をスタートするか、腹腔鏡手術をするか。何もしないのが一番よくないと言われました

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個人的には、ピルもディナゲストもあまり気が進みません。ピルは副作用がひどいと聞きます。副作用が出にくいといわれるディナゲストは、生理を完全に止めてしまう薬です。仕方がないことなのかもしれないけれど、本来あるべき生理を化学物質で無理やり止めるのはやっぱり気がひけてしまいます。しかしながら、生理がある限り、子宮内膜症は進行するので、なにか手立てを考えなければなりません。漢方薬なら抵抗なく飲めそうかなぁ。手術に関してもどうするか、考えないと

話は変わり、、、、

依然、足が冷えるので、冷えとり靴下をときどき再開しています◎ 数ヶ月ほど前から、理由もなく夫が「冷えとり、またはじめてみたら?」と言ってくれていたのですが、なにか感じていたのかな?

このブログを始めて、冷えとりをせっせせっせとしていた頃は、生理痛もだいぶ楽だったように感じます。足が冷えるとつらいです。今回の子宮内膜症のことも、やはりなにか体の冷えが関係している気がします

わたしは、もともと生理痛が重めだったので、そういうものだと思っていました。そのため、婦人科を受診することなく今日まできてしまいましたが、重い生理痛は子宮内膜症の症状のひとつだそうです。わたしがいうのは恐れ多いですが、生理痛がひどいという方は、それが当たり前だと思わずに、一度婦人科を受診されてもいいかもしれません。いまはそんな風に思います